2025.07.11
2025年6月29日(日曜日)札幌コンサートホールキタラにて第15回AMAコンクール〜ピアノと歌と管弦打〜が開始されました。
本教室からは16組17名がエントリーされ
札幌市長賞 1名
最優秀賞 1名
優秀賞 5組(6名)
優良賞 8名
奨励賞 2名
ご受賞されました。
皆様 おめでとうございます
初めてのコンクールの方や何度も挑戦を続けている方、皆さんがこのコンクールを大切に思って下さり、今年も教室の皆さんと一緒に
取り組みが出来ることを大変嬉しく思います。
コンクールが掲げる、人生に音楽を!のメッセージの通り、幅広い世代、取り決めのないジャンルの音楽の演奏、受験する側も観覧する側にとっても学び深いコンクールと感じています。
自由曲での受験は選曲がとても重要になります。
好きな曲、歌いやすい曲、盛り上がりのある曲、様々な要素を考えながら1人1人の性格や声質、キャラクターにあわせてお選びを致します。
曲が決まるまでは、何曲も練習・レッスンの日々が続きます。(いつ決まるのかなぁ?)と
ドキドキするお時間もあったかと思いますが、ご自分のお好みの曲に決まった時は笑顔いっぱいで(練習してきます!)とお言葉も頂きました。
ホールリハーサルでは本番会場にて本番さながらのお時間を過ごすことが出来ました。
アナウンス、ドア、誘導とスタッフとしてもお手伝い頂きました生徒様、
楽屋の点検や設営等にお気遣い頂きましたお父様、お母様、
皆さんのご協力やご理解に改めて感謝致します。
リハーサルは1人では緊張感や臨場感を作ることは出来ません。
自分が演奏する為だけではなく、みんながお互いの為に雰囲気を作り、気持ちよく本番の練習が出来るように思いを寄せて下さいました。
温かい教室の皆さんの存在に改めて、感謝の思いを感じた瞬間でした。
リハーサルを終えて、見えたものは本当に沢山ありました。
歩き方、立礼、姿勢、ドレス、髪型の準備、表現、表情、腕、指の使い方など歌唱以外の芸術面の見え方がはっきりわかり、ステージでのリハーサルの大切さを痛感致しました。
リハーサルは良い所を改めて実感できることと、普段は見えない細かい部分や
客席から見たステージ所作や演奏の大きさを知る為に必要なことです。
演奏動画を頂き、一緒に振り返り、本番にむけてアップデートしの反復も丁寧な楽曲作りに重要です。
細かい丁寧な練習、レッスンを積み重ねいよいよ本番!
生徒様と御家族様が私の所へ
会場入りのご挨拶
(本日はどうぞ宜しくお願い致します)
と丁寧なお言葉を頂き、本番が始まります。
会場入りのこの所作は伴奏者と演奏者がお互いにお顔を見て、(今日の状態はどうかな?)
(何か心配はないかな?)と意志の疎通をする大切なステージマナーです。
お時間になり皆さん
下手で待つ表情は、(しっかり準備しました!)(今日は楽しく歌います!)と目の輝きも普段とは違い、本番への気持ちの高まりを感じました。
ステージでの所作は皆さん美しく、練習以上の出来栄えで演奏への期待が高まります。
下手の扉が開き、そこから見えるステージの輝き、逃げず、諦めず努力を続けてきた皆さんが見える景色はどのように感じたでしょうか?
自分らしく、精一杯の演奏をして下さり、練習やレッスンでの過程を思い出しました。
涙を流し悔しい思いがあっても、課題と向き合うことや
うまくいかない時に感じた気持ち等、
音楽やステージが与えてくれる出来事は私たちに沢山の力をくれます。
皆さんが結果を見て、ニコニコ私に駆け寄るお姿を見て、この瞬間の気持ちを大切に育み
1人1人がかけがいのない存在であることを感じました。
音楽は習い事の枠を越えて、人との繋がりや
思いやり、感謝の心、逆境に立ち向かう強さも与えてくれるものと思います。
このコンクールを皆さんと一緒に経験出来て、可能性の大きさや
少しずつの歩みが後に皆さんの夢に繋がることを信じ続けたいと感じました。
全国大会にむけて、歩みを進めております。
皆さんにとって、挑戦の夏・喜びのステージになりますように、
丁寧にご指導を続けて行きたいと思います。
コンクールへのご理解、ご協力を頂きました全ての皆様、本当に有り難うございました。