2024.11.25
2024年11月24日日曜日
東京ー清瀬けやきホールにて第3回東京国際管弦声楽コンクール本選が開催されました。本教室からはミュージカルマスターズF部門に2名ご出場され
第3位.(第1.2位は該当者なし)と奨励賞を頂きました。
お二人は8月の予選より複数のコンクールを受験され長い長い期間、本番に向けて準備を続けておられます。
10月の准本番終了後より
コンクールへの取り組みやご自分達がどのように向き合っていきたいか等、お気持ちやコンクール受験の意味を共有するお時間も頂きました。
お仕事をしながらの練習や体調管理
限られたお時間の中で楽曲研究や語学学習をし
本当に素晴らしい取り組みをなさっておられました。
前日レッスンではご移動でお疲れの中
早くから自主練習をなさり、体や心を整えておられました。
本番は時間になれば始まりますが、この本番迄のお時間の過ごし方、気持ちを良い状態に引き上げることが本番の演奏に繋がると思います。
ご自分のお仕上がりに満足することなく
(この小節に納得がいかず…)とお話を頂き、
イメージを持つことや力で演奏をし過ぎない工夫や様々なことを最終確認致しました。
彼女の表情はいきいきとして
私を見つめる眼差しにも力強さを感じました。
当日は
朝からのウォームアップや練習も入念になさっておられ直前のレッスンでは
お二人の今までの積み重ねてきた努力に想いや
力が尽くせますようにと願いながら
最後の合わせレッスンをさせていただきました。
下手で待つお時間は何度経験しても慣れるものではありません。
ご自分の中にある芯を集中させてステージへ向かいます。
同じ曲でも
生きた歌声は
一回一回のステージでは音楽の佇まいや状態が異なりますので、よく耳を研ぎ澄まし響きの向かう先を感じます。
お二人とも、ホールを感じ落ち着いた演奏をなさっておられました。
演奏後、この大会まで一緒に取り組みを続けてきたことを振り返りお二人より
温かい御言葉、メッセージを頂きました。
結果への思いも、勿論あります。
目指す場所は簡単には辿り着けないからこそ
また更なる歩みを続けられるチャンスを頂いていると思います。
お二人が音楽とどう関わり、広がるご縁や
目指す夢、これからも自分達らしく
温かい音楽とのお時間を過ごしていただきたいと思います。
ご家族様におかれましては、体調のサポートや
温かい雰囲気作りの為にご理解とご協力を頂きまして本当に有り難う御座います。
今後も大切にご指導をさせていただきたいと思います。
この度は本当におめでとうございます!