2024.11.21
2024年11月17日日曜日
東京ー小松川さくらホールにて第3回東京国際管弦声楽コンクール本選が開催され
ミュージカル高校生部門に1名が出場されました。
結果
第3位をいただきました
(第1位2名.第2位なし)
10月の准本選を終え大会から得た様々な課題や学びを振り返り、ご本人.ご家族様.一緒に大会に向かう仲間と共に本選に向けての取り組みについてお話をする機会を頂きました。
准本選の結果に一喜一憂することなくまた新たな気持ちを持つことや、本選ファイナルに向かう意識等、皆さんには少し厳しい御言葉をお掛けしてしまったかもしれませんが、
皆さんがここからどのように意識を高め、この挑戦をどう締めくくりたいかなどお気持ちの共有も必要でした。
1人ではなく、一緒に積み重ね進んでいく…
本選までの期間はここに懸ける過程の成長を見させていくお時間になると感じました。
本選までの期間はご不安やご心配なお気持ちをお支えしながら、時には技術向上の為に必要な
ことを丁寧に熱くご指導させて頂くこともあったかと思います。
出場された彼女の適正、キャラクター、スキルの高さがどこにあるのか?などを
長く彼女と一緒に過ごしてきたことで見えるものを直感的な感覚を見失わないようにしてきましたが
彼女と選曲で
意見が合わないこともあったかと思います。
他者の出方を意識し過ぎず、自分らしく、自分にしか出来ないステージを致しましょう!と
選曲も時を経て、熟考を重ねて唯一無二の1曲を選び、彼女にしか出来ない歌唱、ステージを見せて下さいました。
本番直前
(先生…このホールはもしかしたら響かないかもしれません…)とお言葉があり
直感的に聴覚と空間意識に気持ちを向けなければ!と感じました。
それでも私達は大丈夫!
逆に響かないならば…と彼女の良さを引き出せる方法を!と
笑顔で一緒にステージに向かいました
セリフが終わり
前奏
…
歌唱が始まり
ピアノの音色を調整します
大丈夫!良い歌唱、良い表情と
彼女が落ち着いて演奏できていることに
安心し、演奏を終えました
彼女からは今までで1番力を尽くせました。
楽しかったです!と御言葉を頂き
心から私も嬉しい気持ちになりました。
結果を意識しない受験生はいません。
彼女の演奏は結果以上の
学びを得られ、ご自分の向かう夢への繋がりが持てたのではないかと思います。
彼女は私の元で7年のお稽古を続けておられます。小学生、中学生、高校…と彼女が私を信じ
私も彼女を信じ善き時も波が起きてもずっと一緒に音楽と向き合ってきました。
彼女には夢があります。
私は彼女をこれからも支え、素敵な舞台人になることを応援し続けたいと思います。
笑顔で何事にも一生懸命なお姿は世代を越えて沢山の人から愛されています。
これから見える世界に自分らしく
飛躍していくことを楽しみにしています!
この度は本当におめでとうございます