2024.07.17
2024年7月14日【日曜日」東京目黒区民センターにて第3回全日本こどもの歌コンクール全国大会が開催されました。
本教室よりは予選→北海道大会を通過されました4名の生徒様が全国大会に進まれました。
結果
2名の方が北海道文化放送賞を授賞されました。おめでとうございます!
本番までの期間は選曲・練習・ホールリハーサル・所作・立ち居振る舞い・お衣装選びと
まだお小さい生徒様には大変なお時間だったと思います。
1か月前のホールリハーサルでは
40名様程にご観覧を頂き、本番さながらの緊張感の中での演奏をして頂きました。
緊張感の中でご自分のメンタルや所作・歌唱がどのようになるか・・・これを確認するには本番でしか見えないものもあります。
周りの皆さんとの空間作りが必要でお互いがみんなの為にとお集まり下さいました。
本当にありがとうございました。
リハーサルを終えた後に
【緊張して上手く歌えなかった・・】
【歌詞を忘れてしまいました・・】
【みんなが上手でビックリしました】
などとそれぞれが
普段お一人で練習をしていると
周りがどのように努力を重ねて楽曲をおし上げしているのかが見えません。
ご自分の完成度が人にどう伝わるのかも大切な学びですので、リハーサルはご自分の感情や周りの感情も揺さぶる良いお時間となりました。
本番前の2週間は皆さん、積極的にレッスンにいらっしゃいまして、細かいテンポの馴染ませや表現の魅せ方、何度も何度も所作を確認し
本番に繋げました。
もう大丈夫!やることは全部やりました!と
笑顔で最後のレッスンを終えた生徒様には
体や表情からにじみ出る自信や達成感を感じました。
コンクールを受けることは容易なことではありません。大切なことは真摯に向き合い・根気を持ちひとつひとつを大切に扱うことと思います。
その過程をしっかりとやり切った表情をしておられました。
本番当日は札幌よりは少し涼しく、過ごし易い気候でした。朝のレッスンでは皆さん体調万全に笑顔でいらして下さいました。
声の状態・お心の状態・表情を確認し気持ちを高めるお声掛けをし会場に送り出しました。
お教室の皆さんも今回は世代が近かったので
皆がみんなを励まし合い、緊張の中でも
楽しく会話をしておられました。
会場に審査員の先生方がお入りになり
一気に空気感が変わりました。
幼児の部より演奏が始まり
可愛らしいお声で一生懸命気持ちが伝わる演奏をして下さいました。
学年が上がるにつれて、楽曲の難易度や雰囲気も変わってきます。
皆さん楽しく歌います!と下手で心を決めて
ステージに向かいます。
大きな気持ちや積み重ねてきた自信を胸に
堂々といつも通りの歌声をご披露して下さいました。
皆さん演奏を終えた後はホッとしたお顔で
緊張から解放され力を尽くせた良いお気持ちになっておられました。
ご家族が会場から出てこられ、お子さんを抱きしめ、笑顔で頑張ったね!すごかったよ!などとお声を掛けていらっしゃるお姿を見て
ご家族もこの本番を一緒に経験し長い期間を
同じ気持ちでお過ごしになっている事に
心が熱くなりました。
ご自分の本番がおわっても
仲間の演奏を聴きに会場に戻ってくれた生徒様
ご自分の演奏の前にも関わらず、小さい生徒様の応援に駆けつけて下さった生徒様・・・
何も言わずとも仲間を大切に思い
チームとしてこの仲間があることに大変感銘を受けました。ひとえにお父様・お母様のご配慮やお気持ちがあってのことと思います。
本当にありがとうございます。
②へ続く・・・