2022.11.01
2022年度のコンクール.オーディションの全工程が修了致しました。
本年度は
宝塚音楽学校110期受験
KAWAI歌のコンクール
童謡子どものうたコンクール
全日本ジュニアクラシック音楽コンクール
昭和音大高校生のための歌曲コンクール
AMA歌とピアノと管弦のコンクール
国際声楽コンクール東京
東京国際管弦声楽コンクール
大阪国際音楽コンクール
北海道毎日学生音楽コンクール
ミュージカルマチルダ
ミュージカルシュレック
ミュージカルアニー
ミュージカルムーラン・ルージュ
ミュージカルスクールオブロック
劇団四季オーディション
他多数
へのエントリーがありました。
ご出場の生徒様.ご家族様におかれましては、日頃のlessonやコンクールご出場に多大なる御理解とお気持ちを寄せて頂き本当に有り難う御座います。
沢山のステージ経験や本番に向けた日々の練習.lessonを通じて、技術力の向上やお心の変化.次に向けた目標等、様々な学びが得られたことと思います。
コンクールや大会は
音楽だけでなくバレエ.スポーツ等、挑戦する場は皆さんが平等に与えられておりますが
必ずそこには結果がついてきます。
今年のコンクールを終えて、生徒様からの振り返りも多数頂き、その中から印象に残ったものがありました。
コンクールを終えて
とても良い経験になりました。先生にエントリーを勧められるまでは自分が本当に挑戦出来るか不安でしたが、毎日の体幹トレーニングや練習スケジュールを一緒に考えて下さって、私の歌への挑戦は更に高まりました。
以前はコンクール前日でも練習をせず、自分の力を過信していることもあり、去年の結果に浸っている自分がいました。
先生が仰ることの意味が今ではやっと理解できるようになり、努力の大切さや諦めない強さ・
嫌なことから逃げない・やりたくないことことにこそ意味が有る等のお言葉がやっとわかりました。
結果は私の達成する目標には至りませんでしたが、私の夢はここがゴールではありません。
先生から頂いたコンクールへの推薦に感謝し
これからも日々の練習や挑戦を続けていきたい・歌を上手くなりたい・と更に気持ちは強くなりました。
【生徒様から了承の上で掲載しております】
このお言葉にコンクール出場の本来の意味を感じました。
私が学生の頃はコンクールを受験できるレベルや基準が何となく設けられており、自分がその基準をクリアできていなければ到底、受験することは出来ませんでした。
先生から【出てみない?】とお声がかかることを心待ちにし、それを糧に日々の研鑽を重ねてきたことを思い返しています。
子どもたちには様々なチャレンジをして頂きたいと、経験と挑戦の場をお勧めしております。
それは良い成績を頂く為に勧めているのではなく、目標や明確な計画をたてることで、ご自分の持つ可能性や更なる将来への道を広げていただきたいからです。
コンクールがもたらす様々なパワーは時に感情を揺さぶり、迷いや悩みをもたらします。
エントリーを決めて頂く際には結果ではなく過程が大切なこと、結果に一喜一憂し過ぎないこと等他にも様々起こる想定をお知らせしエントリーをお決めいただいております。
声楽は体幹・声帯・筋肉等沢山の分野を
心や身体の成長と共に作り上げていかなくてはなりません。
ですので今がゴールではなく、これから先の数年間を掛けて基礎・基本を積み重ねていき
ご自分と向き合っていって欲しいと願っています。
一人一人の持つ力は多様で、他者と比較をし過ぎることなくまずはご自分が【歌】と共に時間を共有し毎日の努力が実りあるものになってほしいと思います。
来年に向けても沢山の皆さんがお気持ち新たに、次へのご準備を始められております。
音楽や歌の持つ力は凄い!と改めて感じております。
皆さんの生きる時間に【音楽】や【歌】がずっと
続きますようにとこれからも
応援し夢に向かって進んで行きたいと思います。
ありがとうございました。