2022.10.29
2022年9月2・3日 滋賀県立芸術ホール 琵琶湖ホールにて第12回AMAピアノと歌と管弦のコンクール全国大会が開催されました。
本教室からは7月の北海道地区大会を通過された6名が全国大会にエントリーされました。
結果は
銀賞 2名
銅賞4名 を受賞されました。
皆様おめでとうございます。
前日より現地にてレッスンをしお一人お一人
最終の確認・お仕上げを致しました。
普段のお教室と環境も変わり本番前日の緊張感のもと、充実したお稽古が出来ました。
初めてコンクールを経験される生徒様もいらっしゃる中で皆が声を掛け合いお互いを応援するお姿は温かい気持ちになりました。
当日は早朝から声出しを行い、体を整えて本番に臨みました。
本番では皆さんそれぞれに想定していた通りに演奏が出来た方、課題が残った方それぞれが
深い学びを経験致しました。
コンクールでは普段は感じない緊張感やいつもは見えないご自分の課題などを知る貴重な機会でもあります。
ご参加のお一人が「緊張してうまく歌えませんでした」と振り返りをお話して下さいました。
賞は頂けましたが、何かが違う気がします・・・と。
私はその方に「超えるべきは他者ではなく、今のご自分ではないですか?」とお声をおかけいたしました。
はっ!と驚いたご様子で「そうです!」
と涙ながらにモヤモヤしていた気持ちが落ち着きましたと仰っていました。
コンクールに取り組む意味はそれぞれですが、
どんな賞を頂いても、順位がどの位置でも
ご自分が演奏終了後に「できた!」と充実感や達成感を感じることに尽きるのではないでしょうか。
それには膨大な練習・レッスンへの取り組み、
トレーニングの上に成り立っています。
そこから逃げずに反復・修正・変化を積み重ねることこそに本番の演奏が繋がっているのだと感じます。
お一人お一人が今のご自分を越えるべく
日々努力を重ねられております。
音楽や歌を通じて、努力の深さやご自分の可能性を感じて頂けるように
これからも皆さんに寄り添ってご指導をさせていただきたいと思います。
皆さんのこれからのご活躍を期待しています。