2022.03.02
2022年2月27日【日】札幌ザ・ルーテルホールにて第42回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール本選が開催されました。
本教室からは1名高校生部門にてご出場致しました。
1月の予選は札幌が大雪に見舞われ、
お教室の前では車が何台もスタックし、出掛けられなくなる事態になりました。
急遽、車を手配しホールに向かい演奏時間に間に合いました。
何とも違う意味で記憶に残る1日になりました。
本選では当日の朝のレッスンでお気持ちが高まっているご様子も感じられ、本当に綺麗な澄んだ響きを習得されました。
本番では落ち着いて所作も美しく、高校生活最後に相応しい演奏をして下さいました。
ご出場の★さんは今年、高等学校をご卒業され、私とのレッスンを修了されます。
演奏終わりにもうこれで最後・・・もっと一緒にステージで演奏したい気持ちにもなり、やはり巣立っていく嬉しい気持ちとお別れが寂しい気持ちとが沸き起こりました。
【とても楽しかった!どうもありがとう。】とお声を掛けると、にっこり笑って答えてくれました。
★さんとは6年間一緒に学び・ステージに立つことが出来ました。
中学生時代は合唱部のご指導で楽しい時間を過ごしました。色々なコンサートに出演しNコンで銅賞を取れるまでに練習した日々は本当に心に残る経験でした。
音楽高校に行きたいですとお話を頂いた時には、受験の取り組みをし合格した日は今でも覚えています。
高校時代には学校の専攻・副科・教科も熱心に取り組まれて日々研鑽を積まれていました。
特に定期演奏会オーディションへの取り組みは印象に残っています。
各種コンクールにも挑戦し、童謡コンクール・全日本ジュニアクラシック音楽コンクール・東京国際声楽コンクール・AMAピアノと歌と管弦のコンクール等、本当に沢山のチャレンジをし良き技術を身に着けられたと感じています。
長い間、伴奏をさせて頂けて私は幸せでした。
★さんの歌唱は今年1年でとても向上し取り組みが素晴らしかったです。
進路が決まった後も最後まで音楽やレッスンに向き合い、力を尽くす気持ちは私も嬉しかったです。
音楽への感謝の想いや丁寧にこの学びを修了しようとする真摯なお気持ちは素晴らしいです。
芸事やお稽古は去る時が何よりも大切です。
★さんはこの6年間で女性として・音楽人としての大切なこともしっかり学ばれました。
春からは別の道を進んで行かれますが、これからも彼女を応援し、飛躍を期待したいと思います。
6年間本当にありがとうございました(^^♪