2022.02.20
宝塚音楽学校受験も残り2ヶ月となりました。
受験生の皆さんは日々お稽古に取り組んでおられることと思います。
本教室の受験生も受験科目の最終のお仕上げを致しております。
課題曲はもう一度、初心に戻り、歌詞の意味や母音歌唱、ブレスコントロール、表情、滑舌と
受験歌唱であることを忘れずに基本に忠実にお稽古をしております。
初見のレッスンは1回のお稽古で取り組める課題は限られてきますので、必要なリズム形態、音程、拍子感等、オリジナルの課題を使いながらノウハウを学んでいます。
皆さん、本当に技術が向上しております。
初見は1人で練習する時間も大切ですが、
時に間違った音程を見逃す時もあります。
不安になった生徒さんはオンラインで
確認をしたりと、一生懸命に取り組むお姿に
受験への謙虚な思いが伝わってきます。
高校生は学業や専門分野科目の学びもハードで
宝塚受験との両立、バランスで悩まれている方もおられます。
今、目の前にある出来事をただひたすらに謙虚に取り組んでいますか?とお声をお掛けしました。
宝塚受験に必要ないことはやらない…や自分に関係ないことは手を抜く
等はあまり望ましくありません。
そこに携わっている周りの人のことを考えていますか?
与えられた物事を謙虚に取り組めてこそ
自分のつかみたい夢や目標に近づくことが出来ると思います。
キラキラした眼差しで私の話を聞いてくれていました。
これを境に表情やオーラが変わり、女性としても舞台人としても輝きが増したと思います。
宝塚受験に限らず、コンクールやオーディションは家族や先生、友達、お教室の仲間
沢山の人が関わっています。
ご縁を大切に決して自分本位にはならず
感謝の気持ちを大切に残りの2ヶ月を過ごして欲しいと思います。
先日、ある生徒さんからのお言葉に
私は宝塚受験を今、目の前にしてとても毎日が楽しいです。
合格することを目標に先生と一緒にレッスン出来て、自分の気持ちや技術が変わっていくことがとても楽しいです。だから
結果よりも過程を大切にしたいです。とお言葉がありました。
そうなのです。
この気持ちにたどり着いた彼女はいくつもの山を乗り越えて、ただひたむきに前に進んできたのです。
心はあたたかく
謙虚な気持ち
感謝を忘れない
彼女の中には温かくてまるい気持ちが芽生えていました。
宝塚音楽学校受験は人生の中でとても大きな取り組みになります。
皆さんが残りのお時間を楽しく過ごせますように出発の日までお支えしたいと思います。
皆さんの夢への取り組みがhappyでありますように祈っています。