2021.09.18
2021年9月11日【土】東京・小松川さくらホールにて
第41回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール全国大会が開催されました。
本教室からは6月予選・7月本選を通過された高校生1名が全国大会に出場されました。
結果は第5位を頂きました。
おめでとうございます。
全国から本選を通過された高校生の皆さん方の歌声や技術はとても高度で
日々の努力の見える演奏を聞かせて頂きました。
高校生のうちはまだまだ成長段階で身体も声帯も確立しておりません。
しかし楽曲への真摯な取り組みやお仕上がりを見ていると
年々レベルが上がってきているように感じています。
本教室ではクラシックとミュージカルと両方のレッスンを致しております。
さて違いは皆様お分かりだと思いますが、このコンクールに出場した彼女は
両方の技術を磨いております。
ミュージカルの時に出してはいけない音色
クラシックの時に出してはいけない音色
本当に難しいテクニックを求められます。
先日もレッスンでレミゼの後にすぐイタリア歌曲・・・
歌い終わったあとに彼女の適応力の高さに驚きました。
例えるならカレーうどんの後にすぐクレープ?(笑)
と笑い話になりました。
彼女には2つの技術をコントロールできる能力があります。
これからも更に技術が高められるようそして自分の技術にさらに確信が持てるように丁寧にご指導させていただきたいと思います。
ステージで伴奏させて頂けて、ホールに響き渡る彼女の歌声が最近はとても心地の良い安心したものに変わってきました。
お互いのピアノ・声が空気のように交わり見えない何かを感じた瞬間でした。
私は4歳~ピアノを始め 高校で素敵な声楽の先生に出会い、先生の勧めもあり大学はピアノ・声楽の2科を学びました。
今では生徒の皆さんの伴奏もしながら声楽もご指導させて頂けるのは
色々な先生のお力やご縁のお陰と感謝致しております。
私自身の経験も活かし、これからの子供たちには自分達には
沢山の可能性を持っていること、どんなご縁が人生を左右するかわからないこと。
未来は明るいこと。
目の前にある出来事は、自分と何かを結び付ける大切な機会であること。
すべてにおいて言えることは
ひとつひとつの出来事を謙虚に丁寧に取り組むことが何より重要です。
夢を持つ沢山の生徒様の将来をどう導いて差し上げるか考えない日はありません。
彼女を含め、描く未来の夢が叶いますようにと
これからも大切にレッスンさせて頂きたいと思います。