2020.07.27
2020年7月12日【日曜日】
ルーテルホールにて第12回東京国際声楽コンクールが開催されました。
今年は様々なコンクール・オーディションが中止・延期になり
音源審査に移行措置が取られる場合もある中、実音審査でステージに立てたことはとても貴重な時間となりました。
今まで当たり前のように演奏が出来ていたことを懐かしく感じ、新しい音楽の在り方に私達も慣れていかなくてはと感じました。
4名の生徒様がエントリーし、皆さん長く楽曲と向き合い誠実に練習を積まれていました。
ミュージカル部門にエントリーの皆様はお衣装・セリフ・振りなど
他のコンクールにはない課題もありましたが
自分らしく可愛らしく演奏出来ました。
准本選に進まれた皆様は
お身体に留意され、本番に最高のパフォーマンスができますようにサポートさせて頂きたいと思います。
この状況の中では色々な意味で得るものがあり
舞台に立てる喜びや努力しやりきった充実感は技術の向上だけではなく
心や感情も豊かになります。
良い時も課題が残る時も決して感情に左右されることなく歌を好きでいる皆さんを誇りに思います。
今回も皆さんの伴奏をさせて頂き音楽を共有できたことに感謝致します。
演奏前に【先生を信じています】と気持ちを伝えてくれた生徒さん・・。
とても心に響くお言葉で嬉しかったです。
舞台では背中で気持ちを感じることを大切にしていますが
皆さんの生き生きとした温かい演奏は聞いて下さる方の心にも
きっと届いています。
これからも自分を信じ歌を信じていてほしいです。
皆さんの歌声を待っている人がいます。
皆さんの夢をこれからも応援しています。