2019.06.21
小さな生徒さんのお話です。ドの位置を覚えるのも大変な小さな生徒さん。大人が感じているよりずっと難しいんです。
身体も手の大きさも大人とは全然違うし、ものの見え方だって全然違います。
その小さな生徒さんが『ド』を正確にわかるようになりました。😆
しかもさぐっているのではなく、音を出す前に
鍵盤を見ています。
これはつまり、黒鍵と白鍵の並びを確認している作業です。
この『黙って観察する』ということはとても大事です。
私の顔を見ながら「これ?ここ?あ、ここ!」と言っているうちはまだ『じっと観察する』ことが出来ていません。
大人が考えるより小さな生徒さんたちは、長い時間をかけてその『じっと観察する』が『できる』『わかる』につながることを知っていくんだと思います。
そのためには周りの大人がそういうものだという理解が必要だなぁと感じる日々です。
小さな子が『考える時間』を与えてあげるごと…それがとても大事です。
あせらない、あせらない。☺️
早良区のピアノ教室「丘の上の音楽教室」