2019.05.17
アンサンブルをする場合、〝さんハイ!〟や〝せーの!〟など様々な合図があります。
全部共通しているのは、当たり前ですが合図の前は音や声を出さない事。
そりゃそうです。(笑)
でも、この〝待つ!〟が難しいようです。音を出したい!しゃべりたい!が抑えられない。(笑)
そこで私は黙って、音を出す子、話している子を真顔でじっと見つめることにしました。
少しの間はせわしなくしていますが、そのあとは〝様子が変だ〟と感じるのか口をパカンと開けてこちらを見ます。
また、別の時はしびれをきらした子が「もう、音出さんで!はじめられんやん!」と言い出します。
するとあら不思議!少しずつ〝待つ〟〝そろえる〟という事がわかってきたようでした。
時間はかかります。でもその時間をかけなければ、その子らは〝待つ〟事を知らずに過ぎていくような気がします。
私も子ども達にわかってもらうために〝待つ〟事が必要なんですね。
早良区のピアノ教室「丘の上の音楽教室」