2018.11.27
あるドキュメント番組のお話です。
生まれつきや事故などで身体に障がいを持っている方の手や足、指など身体の色んな部分をシリコンを使って全てひとりで作っている女性をとりあげていました。
1か月で40人もの方がその女性を訪ねて来られるそうです。そしてその方と色んな話をしながらどんな手や足を望んでいるのかを一緒考えていきます。
この女性は専門的な知識や技術をもともと持ってこの仕事についたわけではなく、全て手探りで現在に至っているそうです。
文にすると短く簡単に済んでしまいますが、想像するだけでも逃げ出してしまいたくなる様な状況もあったと思います。
でもこの女性は〝逃げたくない〟という一心でやってきました。それは何より自分を訪ねてきてくれる方の思いをたくさん見ているから。
とても大変な事です。マニュアルがあるわけでもなく、お手本となるものがあるわけでもない…無から有を生み出すのですから。
ある本に書いている言葉を思い出しました。
天才は環境によって天才にならざるを得なかった。
追い込まれれば進化する。
これは私が1番最近読んだ本の一説です。『バカとつき合うな』堀江貴文さんと西野亮廣さんの共著です。(衝撃的なタイトルですがとても考えさせられる内容でした。)
結局そう言う事なんでしょうね。ぬるま湯に浸かっていては人は進化しないんでしょう。自分を追い込んで追い込んで何かがあるのでしょう。
行動せざるを得ない様に自分を追い込んでいく。じっと考える間も無く、動きながら考える。
そうやってその女性も、訪ねてこられた方の笑顔を見てまた次の行動をするのでしょう。
「悲しい涙を嬉しい涙に変えたい」とおっしゃっていた事を思い出します。