2018.10.10
昨日介護施設に行ってきました。その時面白いおばあちゃん同士の会話を聞きました。
少し認知症の症状があるおばあちゃん(田中さん仮名)となかなかしっかり者のおばあちゃん(鈴木さん仮名)です。
田中さんも鈴木さんもリビングといわれる共同スペースでテレビを見ています。他の方もいらっしゃいます。
そんな中の田中さんと鈴木さんの会話です。
田中さん「私はあんたと一緒にここにおろうと 思うけどあんたはおる?(私はあなたと一緒にここに居ようと思うけどあなたは居る?)」
鈴木さん「……。」
田中さん「私はあんたとここにおろうと思いよ
るんやけどあんたはおらん?(私はあなたとここに居ようと思うんだけどあなたは居ない?)
鈴木さん「いや、私はおらん。(私は居ない。)」
田中さん「私はおろうと思うとやけど一緒にお
らんね?」(私は居ようと思うけど一緒に居ない?)
鈴木さん「いや、私は帰る。」
田中さん「あんたと一緒におろうと思うとやけ
どおろうや。」(あなたと一緒に居ようと思ったんだけど居ようよ。)
鈴木さん「いや、私は帰るよ。」
という会話。
私はそのおばあちゃん同士の会話がなんだかユーモアにあふれていてつい笑ってしまいました。
田中さんは鈴木さんが好きで仲良くしたいと思ったのでしょう、しかしながら鈴木さんは意外と冷たく〝私は家に帰る(部屋かもしれませんね)〟という意思をはっきりと何度も伝えるという、世の中にあふれる社交辞令を全く無視した御年配の方ならではの会話だなぁと感じました。(笑)
若い人だと、断る理由を並べたり、〝そうですね〟などと当たり障りのない言葉でごまかしたりするんでしょうが。
長い人生経験を積んでこられた大先輩にはそんなごまかしは意味がないということがわかっているかのような会話でした。
私の勝手な解釈ではありますが、その時の
「いや、私は…。」の鈴木さんの返事が冷たく聞こえなかったんですよね。つい、わははと笑ってしまうような面白さがあったんです。
人生経験を積んでこられた大先輩の会話はなんだか色んな事を感じさせてくれます。😊