2018.02.27
最近思うのが、生徒さん達の新曲に取り掛かるときの様子です。
新曲なので、その曲がどんな曲なのかは楽譜を読み取ることで知ることが出来ます。
が、その時思うのです。みんな目(視覚)からの情報のみに頼って、耳(聴覚)からの情報をオフにしている気がするんです。
それは、例えばこのメロディーに対してこの和音はちょっとムズムズするね〜(本人はミスタッチや譜読みの間違いをしている)の感じや♯、♭のつけ忘れでメロディーが色あせた感じがするなどです。
耳をオンにしていれば、なんか気持ち悪いと楽譜を見直すきっかけになるんですが、オフなのでスルー。
そしてその間違いは黙ってみていると、割と同じ箇所を繰り返し間違えるんです。
そこで、「ちょっと聴いてね。」とえーちゃんにピアノに背を向けて立ってもらって、その曲の冒頭の1箇所をわざと違う音にして〝間違い探し〟をしてもらいました。
🎶🎶🎶〜。
「何か気づいた?」
えーちゃんは、楽譜の1部分を指して
「この音がなんか変!」
んー、惜しい!右手の部分ではありません。
えーちゃんは一点を見つめて集中しています。そしてその後数回🎶🎶🎶〜。
「あー!この音が違うんだー。」
「正解!」
そうなんです。とりあえず耳だけに集中するとおかしな部分がわかるんです。でも楽譜を読みながらだとあまり音を聴いてないんですね。
自分の音を聴くという事は、難しいです。
が、音の読み間違いに気付くことができるし、何より音を聴く事で自分が表現したい音に近づく事ができるのです。
だからちょっと時間はかかりますが、生徒さん達に表現する楽しさを味わってもらう為に、耳を使うレッスンをこれからも頑張って行こうと思います。
だって、それが無かったら音楽をする意味がなくなってしまいますよね。(^^)
早良区のピアノ教室「丘の上の音楽教室」