2015.11.19
フランスの教育法を聞いてから一週間、改めて聴く事の大事さを感じた今週は「聴く」事に特に重点を置いたレッスンを行いました。
普段のレッスンでも、新曲に取り組む際、先ず何も情報を与えずに私が演奏して聴かせ、気付いた点をなんでもいいので述べてもらう…というアプローチは良く使っていますが、今週は歌のコンクールへ出演予定の生徒さん、幼児〜小学校1.2年生の生徒さんに対して、「聴く」→「真似る」に特に力を入れたレッスンをしましたよ♪
すると…
不思議な事に見違える程みんなの声がどんどん変わっていきます!
ただ大声を張り上げていた年中さんのお歌も音程ピッタリです!
ポイントは、聴く事に意識を集中することで色んな事に気付いた…と言う事。
自分の出している声は先生の声と同じかな?
先生の声は音が高くなっていったから、同じ様に真似したつもりだけど…どうだったかな?
真似っこしたり、いい例と悪い例を聞き比べたり、録音したり、音を視覚化したり…
手を替え品を替えつつも、やっている事は単純で、ピアノよりアカペラで歌っている時間の方が長い子もいましたが、30分のレッスンの間でどんどん変化していく姿にお母様達もびっくりされていました。
ピアノはドレミが読めて鍵盤の場所さえ分かってしまえば音が鳴ってしまうので、案外自分の出している音が正しいか聴き比べる事が出来てない事もある為、ただ集中して「聴く」って以外と大切ですよ♪
かなり集中力も使うので、小さいお子様は朝の練習で取り入れるのがおすすめです(^-^)