ららら♪クラシック「パガニーニの主題による狂詩曲」
2016.04.11
先日NHK番組「ららら♪クラシック」の放映がありました。作曲家ラフマニノフの作品、「パガニーニの主題による狂詩曲」について色々と興味深い解説がされました。そして同時に日本を代表するピアニスト、上原彩子のダイナミックでさらに情感溢れる演奏は、とても素晴らしかったです。
この曲は、天才バイオリニストパガニーニの,主題による24の変奏曲です。特に、よく耳にするあの有名な美しい旋律は18番目の変奏曲だそうです。ロシアの作曲家ラフマニノフは、ロシア革命で政情不安なため家族と共にアメリカに亡命しましたが、ライ麦や白樺が生える美しい祖国を忘れることができませんでした。その後、スイスに別荘を作り、そこでの自然豊かな環境のなかでこの曲が生まれたのです。
「音楽は心より生まれ、心に届かなければならない」まさにこの言葉通り私達の心に響く作品ですね~♪
ラフマニノフは作曲家としてだけではなく素晴らしいピアニストでもあります。是非彼の演奏も聴いてみたいと思います!