2023.09.15
9月14日 カワイ音楽教育研究会主催による、友田恭子 公開講座~バッハ インヴェンション Vol.1~が開催されました。
私が、はじめてこの曲を弾いたのは、たしか小学校高学年の時だったと思います。いままで弾いたことのない対位法の曲に、思うように弾けず苦労した思い出があります。
大人になりバッハの音楽に触れることも多くなり、色々な講座や、専門書で勉強する機会も増えました。しかしやはり奧が深い世界ですね。
今回の友田先生の講座は、曲の分析をもとに表現方法を考えるというものでした。とてもきびきびとした口調で、素敵な演奏も交えながら1~5番の解釈をお話しくださいました。
印象に残ったことは、装飾音をどう弾くかはあまり重要では無い~との言葉です。それよりも解釈によるフレーズ感、演奏法などが大切~というお話を聞き、今まで装飾音にこだわりを持っていた私としては、とても衝撃的でした。
この講座は11月に2回目、来年3回目と続きます。
よりバッハの音楽を知る良い機会になることを願っています。