2018.01.18
14日(日)に、東京にある浜離宮朝日ホールで、ヘンデル作曲のオラトリオ「テオドーラ」を鑑賞してきました。
この作品は、ヘンデルが64歳のときの作品だそうです。情感豊かな独唱と重奏、立体的で奥行きのある四声合唱、表現力豊かな管弦楽、どれをとっても最高の完成度を誇る円熟期の傑作です。
古楽器による管弦楽の演奏は、とても柔らかく、神に捧げる響きを感じさせる音色で、とても神聖な気持ちにさせられました。
ソリストの歌もとても素晴らしかったと思います。管弦楽団や合唱隊とも調和した素敵な演奏でした。
あまり聴く機会のない、私達とは世界観の異なる宗教音楽でしたが、ヘンデルの音楽を深く知る良い機会になりました。
そして、日常生活から離れ、タイムスリップしたかの様な癒されたひとときを過ごすことができました。