東北大学交響楽団~いわき公演を聴きに行ってきました。
2017.09.19
台風一過の18日(月)、いわきアリオス大ホールで、東北大学交響楽団演奏旅行いわき公演が行われ、聴きに行ってきました。
この楽団は、年に2回の定期演奏会や大学行事での奏楽を主な活動としていますが、数年に一度東北各地へ演奏旅行い出かけ、いわきの公演は今回がはじめてだそうです。
まず、イギリスの作曲家による「レクイエム」の演奏からはじまり、そのあと、東日本大震災で亡くなられた方のご冥福をお祈りし、団員の方をはじめ会場の観客全員で、黙とうを捧げました。
大学のある、宮城県仙台市もおなじ被災地で、あの当時は楽団の練習室が壊れ、思うように練習が出来なかったそうです。
演奏曲 喜歌劇「こうもり」 ヨハン・シュトラウス二世
ピアノ協奏曲第20番 二短調 W。A。Mozart
交響曲第2番 二長調 ブラームス
どの曲も、大学生のはつらつとした音の響きは、プロの演奏家達にも劣らないほど素晴らしいものでした。
そのなかでも特に私は、ブラームス作曲の交響曲第2番が素晴らしかったです。弦楽器のうなるような響きのなかに強く生きる喜びを感じることができました。
音楽で、会場の皆さんと色々な思いを共有できた、幸せなひとときでした。