2017.04.23
今日、いわきアリオス大リハーサル室で、チェンバロ勉強会が行われ、聴講してきました。
使用した楽器は、アリオス所蔵の、16フィートジャーマン2段鍵盤チェンバロです。楽器の屋根の部分には、風景画が描かれ、周りは、アラベスク模様の様な図柄が描かれた、とても気品のあるチェンバロでした。
曲目は、ヨハンセバスチャンバッハ作曲の平均律クラヴィーア曲集第Ⅰ巻よりプレリュード&フーガです。演奏指導をしてくださった佐々木美知子先生は、一曲ごとに、丁寧な口調で、指先のタッチのコントロール、フレーズの切り方、指使い、アルペジオの奏法、体の重心移動などについて、演奏を交えて熱心にご指導くださいました。
今回、間近でチェンバロにふれる良い機会に恵まれ、ピアノでバッハを演奏する上でも、とても勉強になりました。