2025.04.25
2025年4月13日㈰に福岡の電気ビルみらいホールでカワイピアノコンクール九州本選会が開催されました。門下の浅川陽鞠さんがソロ部門Cコースに出場されました。
演奏曲目
小前奏曲第3番ニ短調 BWV935 (J.S.バッハ作曲)
「15のイマージュによる小組曲」より
そりに乗ってひと回り、初めての舞踏会、御者のダンス (J.イベール作曲)
陽鞠さんとは今年になってプラっとモール教室で毎週月曜日にレッスンでお会いしています。内に秘めた音楽の情熱が演奏に湧き上がってくる魅力ある演奏をされます。ご家庭ではピアノに習熟されているお母さまと二人三脚で熱心に取り組んでいらっしゃいます。
ピアノコンクールソロ部門Cコースは34人がエントリーしていましたが、陽鞠さんは後半冒頭での演奏でした。前に演奏者がいないのは影響を受けないという意味ではメリットがありますが、無の空間に音楽を紡いでいく緊張感は大きかったと思います。しかし出だしのバッハの作品からとても素晴らしい演奏で、イベールの作品も個々の特色を良く表現していました。これからも更に技術を磨いて上達を目指しましょう♪
審査にあたった先生方のコメントが寄せられています、今後の参考に活かしましょう
================================
【よく弾けています 緊張の中での演奏だと思いますが、弾き急がず呼吸するようにすると落ち着いて聴こえます。課題曲はそれぞれ個性がありよく弾いています ミスは惜しかったですが、楽しくきけました
【集中!左右独立する音の動きをしっかりと追っています。丁寧に練習し、作品の性格特徴を理解、能動的な演奏ができています。粒立ち良い音です。あなたのうたごころ、大事にし磨いて下さい。これからも楽しみですね。頑張ってください。
【*左手もリズムや音色がしっかりつくとよいですね。良い表現だと思いました。
*バランスに注意しましょう(左弱く、右歌う)
*優雅さが出てくると良いですね(分散和音を大切に)
*気持ちも大切ですが、美しい音をピアノという楽器で表現してみましょう
【1.バロックの様式をよく理解して演奏されてました。バランス、音の粒もよく揃っており、表現についてもセンスの良さを感じます
2.御者のダンスは少し力んでしまいましたね。拍子感を失わないように留意しましょう