外部リンク: 神崎心花さんがピアノコンクールSコース九州予選会に出演しました
2023.07.18
カワイピアノコンクールSコースソロ部門九州予選会が2023年5月3日、カワイ福岡コンサートサロン「luce」で開催され、神崎心花さんが出演しました。
演奏曲目は;
課題曲1 平均律クラヴィーア曲集第1巻 第5番二長調BWV850よりフーガ (バッハ作曲)
課題曲2 ロンドイ短調 Kv.511 (W.A.モーツァルト作曲)
の2曲でした。
これまでの音楽コンクールの制限時間が5分程度のものから、いきなり12分以内という倍近い演奏時間が制限として課され、ある程度の長さのある曲に初めて挑戦しました。仕上げる速度はこれまで通りでしたので、最後のページの譜読みが終わるか終わらないかという際どいタイミングでコンクール当日を迎えることとなりました。しかし途中で決心が揺らいだりすることなく頑張りました。今後に必ず役立つことは間違いないでしょう。
次のような審査員の講評が寄せられています
■①符点のフランス序曲風に符点を長めにとるのは良いのですが、テヌートを伴って演奏するようにしましょう!そうすることでより緊張感が構築されていくと思います。32分音符、16分音符の役割を考え表現に工夫があると良いですね!
②装飾音符がそうしょくされる音符より飛び出てしまうと少しロマンチックに聴こえてしまうかな。ペダルは踏むことは良いですが右のメロディーに応じて深さをコントロールしましょう!アーティキュレーションを大きめに、同時に呼吸を伴って弾くようにしてくださいね!
■符点のリズムを確実に。テーマが重なっていくことで厚みが増していく様子をもっと感じて弾きましょう。
整っています。よく弾いています。もっと曲の中に入り込めると更によいと思います。
■B祝典的な雰囲気が欲しいですね。書かれた音符を自分に取り込んで輝きのある音とリズムで自信たっぷりに表現してみましょう。M右手はいろいろなリズムと音の高さの変化がありますが、歌としてどのように歌い上げるかを考えてみましょう。拍子やリズムが強拍にとらわれすぎではないと思います。アウフタクトから始まる音楽を考えて(作って)みましょう。