藤田 晃成さん 2022年1月23日(日)第55回カワイピアノコンクールに参加しました
2022.02.13
藤田 晃成さん 中学校2年
エントリー部門 ピアノコンクールBコースソロ
演奏曲目 ソナタ ホ短調 Hob.XVI:34 第1楽章(H.J.ハイドン)
晃成さんはほぼ毎回コンクールのピアノ部門にエントリーされていて、毎回ノーミスの演奏で見事なステージを披露しています。
昨年はノーミスにも関わらず思うような結果に繋がりませんでした。今年はどのように演奏を組み立てるべきか、かなり真剣に取り組みました。コンクール審査は審査の先生方の主観がかなり影響しますので、今年こそは...と祈るような気持ちでステージに送り出しました。
コンクールはそのテイクワンにすべてを掛けるもので、その将来性などを加味してミスを大目に見るようなことはあり得ないというのが本来の在り方だと思います。
今年は納得のいく審査結果をいただくことが出来て、胸をなでおろしました。九州大会に向かって、バッハとアルベニスの作品に注力していきたいと思います。
審査の先生方から講評が寄せられていますので、以下紹介いたします
--------------------------------------
全体の構成感、楽曲をよく捉えています。すっきりしたまとまり、ハイドンらしさも感じられます。
展開部の一部(前半)、フレーズ(4小節)のまとまりを感じてペダルを踏まれてみても良いかもしれません。
でも素晴らしいです。
軽快な打鍵でハイドンソナタらしい演奏でした。様々な打鍵の工夫があり、変化が豊かで良かったです。ところどころテンポが遅れるところがありましたので、苦手な部分も同じテンポで弾けるようにしましょう。
いいリズム感で指のテクニックもありの演奏でした。転調に関してもう少し音色の変化、変化する時の空気感などあると更に良くなると思います。左右のパッセージのおしゃべりなども感じてみてください。これからも頑張ってください。