2024.08.24
本日はお世話になっている松本先生のリサイタルへ。
第一部はショパンの後期作品
第二部はショパンのバラードとスケルツォ全曲
なんとパワフルなプログラム!
そしてお話の中で中学生の時弾いたもの、10代の後半に弾いたものなど若いから既にこれらの難曲をレパートリーにされており、やはりプロは違うと感じました。
とはいえ、プロにとってもまだまだ曲を育てるというか、年を重ねると見えてきたり、余分なものが削ぎ落とされるようでした。
私もこどもたちと音楽をしていて、残念だなと思うのが、良作と出会っても消耗品として素通りされること、花丸をもらった時点で終了してしまうこと。
それがプロにはない…あるかもしれませんが、自分の中にまだまだ深く関わっている曲がある、というその姿勢をこどもたちに伝えたいです。
みんないつかは教室から旅立ちます。
その時のもちものが教室から離れても自分のものとして育てられるようにレッスンをふりかえりたいです。
あと、聴く力も一生かけて育てていくものだと今日の演奏を聴いて思いました。
この曲はコンサートできいたことがある、ではなく、演奏者の表現を聞き取ったり感じる力です。
がんばるぞー!