2012.06.20
グリーンスリーブスを発表会で演奏するRくん。
4年生の彼は、カラダを動かすのは好きだけど、人の話を聞くのはあまり得意でないみたい・・・。
「ここはこうだよ」というのが何度も続くと嫌になってしまい、音が乱暴になります。
それでも、発表会の曲もひと通り弾けるので、今日は曲想に力を入れたいと思っていました。
とはいえ、上記に書いた通り曲中に何度も訂正すると、お互いに良くない・・・
そこで、グリーンスリーブスがイギリス民謡という話から始まり「イギリスって天気の悪い日が多いらしいよ~」
「天気の音をピアノの鍵盤全部使って出してみようか」
と提案し
「晴れ」
「くもり」
を好きなように弾かせましたところ
でる
でる!
でる!!
高いところから、低いところから、単音、和音、グリッサンド・・・
特に『晴れ』の音が自分が解放されるのか、弾いて、弾いて、弾きまくっていました。
晴れの音とくもりの音がイメージできたところで曲に戻り、どこが晴れ(長調)でどこがくもり(短調)か確認して弾いたら、今までの「静かに弾いて」「明るく強めに弾いて」と言うよりも自然に音をコントロールしていました。
ちなみに最後の寝てる音、とはエンディングで「赤ちゃんが寝ていて、起こさない音で弾いてね」ということです。
次回も楽しみです。