2012.06.19
今日は一日研修でした。
それぞれ与えられた課題を発表するのですが、私の課題は『新しい教材の模擬レッスン』でした。
以前、トピ『♪47:工作』でも紹介したカードを使って模擬レッスンをしたところ
「線を真ん中に書いたら、いざ、音符を書くときに真ん中になってしまうのではないか』
とご指摘をいただきました。
自分では良いと思ってやっていたので、全く気づきませんでした。
研修で指摘を受けて良かったです。
この課題を担当したのは他に10人弱の先生がいます。
その中で、私の印象に残ったのがK先生。
ピアノを低い音から高い音へと好きなように弾くページがあります。
そこを
「これは、誰の足音かな?(低く、どーんとした音)」
「ぞうさん!」
「そうだね、ぞうさんのような大きな足音で鳴らしてみよう」
「じゃあ、これは誰かな?(高い音で細かく動く)」
「犬!」
・・・先生は小鳥という答えを期待していたようでしたが
「そうだね、犬だね。子犬さんかな?子犬さんのように元気に弾いてみよう」
と言いました。
もし、私だったら「う~ん、もうちょっと小さくて空を飛ぶ・・・」とヒントを与えて、正解につなげたと思います。
K先生のように、その子が出した答えを認めてあげた方が(明らかに外れてなければ)音楽で表現することに、生徒さんも集中できると思います。
「自分だったら・・・」
と考えながら研修を受けると、本当に勉強になります。
エアコンが聴きすぎてカラダは冷え冷えですが、ココロはポカポカになりながら帰路に着きました。