2012.06.10
これは、ある曲のパズルです。
6/8拍子で、8小節を2小節ずつ色分けして、1拍ずつ、合計16枚カードを作りました。
・・・今、自信を失いかけている小学1年生のために作りました。
「Yちゃん、これ、バラバラなんだけど、同じ色どうしでまとめられるかな?」
「そんなの簡単だよー」
「じゃあ、このカード、赤色は楽譜のここから、ここまでなんだけど、楽譜と同じように順番にできるかな?」
「簡単~」
「じゃあ、同じように緑」
「簡単~」
と、彼女は楽譜通りすらすらと並べていきました。
「じゃあ、赤色だけ弾いてみようか?」
「え~」
「赤だけだからさ~」
「わかった」
「わ~、ちゃんと弾けたね!」
「・・・他の色もやってみる」
と、結局、8小節の曲を全部弾ききった彼女。
自信を失いかけている時、相手と向き合って、
①確実にできること
②少し頑張ればできそうなこと
③すぐにはできないこと
を区別して
「えっ、こんな簡単なことをやらせるの!?」
と思うこと(今回は色分け)から少しずつ増やしていく。
という順番の大切さを感じたレッスンでした。
また、相手と向き合って、工夫することの大切さも彼女に教わりました。
ありがとう、Yちゃん。