2012.05.23
予告通り昨日のトピックスの続きです(笑)
小学2年生のYくん。毎回、呉暁さんの『うたとピアノの絵本』を表情豊かに演奏(?)してくれます!
1年間、音楽を楽しむ目的でこの教材を使ってきました。8小節の両手奏(と言っても両手が同時にでてくることはないです)をうたいながら演奏します。
小学生にしては教材レベルが低すぎたかな?と思ったのですが、ピアノを始める第一冊としては1年生(当時)の彼にはそれが良かったようで、歌詞に合わせて彼のピアノ演奏ならぬ、ミュージカルがしばしば(笑)
柿の種を蒔いて芽が出るうたではソファに隠れ、柿の木を演じ
親子のイルカがならんで跳ぶうたでは、♪もう一度~という歌詞に反応して、自分で楽譜にリピートマークを書く始末。
歌詞や絵やメロディに反応して、自分で世界を拡げる。 踊ったり、書いたり、描いたり、歌ったり、弾いたり、叩いたり、声を出したり、音頭をとったり・・・
ともすると遊んでると見られかねないですが、たった8小節の曲を毎回、様々なイメージで表現する・・・こんなに心のこもった演奏はないと思います。
もうすぐ、この楽譜も終了しますが、次も彼のイメージを拡げやすい楽譜を提供したいです。(基礎を重視した楽譜と併用、という形でですが)