2016.02.29
気づくと、今日は、二月の最終日。2月29日です。
うるう年の4年に一回やってくる日。
そういえば、いつもにこにこしていた、小学校の同級生のAくんが、誕生日。6年生の時、3回目の記念の誕生日を、クラスみんなで「ハッピーバースディ♪」を歌ってお祝いしたことを思い出しました。小学生のクラスで、誕生日を祝う習慣はなかったのに、特別だったんですね。
子供心に、誕生日が毎年無くて可哀想と思っていたのでした。卒業以来、街角でも逢ったことがないけど、元気でしょうか?
そんなことを思った今日でした。
本題のコンペティションのつぼみは、一週間前の21日。
12月のコンクールで入賞、入選した生徒さんがコンサートのように、お洒落して、お友達や親戚を呼んで、ピアニストのように披露します。
私の生徒さん、この春から新中学生、新高校生になる子たちが多く、受験やら、卒業式のピアノ伴奏の練習で忙しく、出られない子が多かったのです。
唯一、小学2年生のAちゃんが参加しました。
丁度、入口で始まる前に逢えました。
おしゃれをしているのに、顔は、すごく緊張していて、にこりともしません。
「いつも通り弾けばいいんだよ!」と声かけましたが、くねくねしています。
コンクールの方が緊張すると思いますが、やはり、姉妹、いとこ、おばあちゃんたちが来ているからでしょうか?、それとも、少しおとなになったのでしょうか?
いつもとは違うAちゃん。
今回、久しぶりにカワイスタッフのお仕事をしなかったから、袖でなく会場で聴きたかったので、Aちゃんには、そばに行かないけど頑張れ!と背中なぜました。
本番。Aちゃん、お辞儀は綺麗にできました。
「こもりうた」優しく丁寧に弾け、良かったんです。
が、「プリンとぷるんのふざけっこ」を弾きだすと、バタバタとしたスタッカートで始まり、音に丁寧さはありません。どんどんあわてて、テンポは定まらず、くちゃくちゃ。しまいに、最後の音に指が残っているのにもかかわらず、おしりは椅子から降りています。
「あちゃ~なんたること!」
私は心で叫んでいました。
余程、その場から早く逃げ去りたい演奏だったのですね。
その日は、また頑張ろうとだけ言って帰しました。
そして、その三日後のレッスン時。
お辞儀から、演奏する前に、どう手を置いて、とか、二曲目を始める前にどうするか、弾き始め、弾き終わりはどうするか、などなどをもう一度やりなおしました。
しっかり者のAちゃんでしたので、考えてみたら、こういう練習をさせていなかったかもしれません。
少し落ち着く方法も教え、また次も頑張る約束しました。
ひとつ、階段を昇ったAちゃんでした。
もちろん、その後の練習曲もしっかり練習してありました。
二か月かん、ずっと同じ曲で、心を維持し、更に演奏内容を向上していくのは大変のなか、頑張っていた生徒さんが多いコンサートでした。