2026.07.31
みなさんこんにちは。
今日は、大人の方のレッスンでのうれしい体験についてお話したいと思います。
大人の方・・・と一言で言いましても、初心者の方から、子供のときにやられた方、中級の方もいれば上級者もいらっしゃいます。
アプロ―チは様々に変化する必要があるのですが、いずれにしても、お仕事やご家庭でのお時間との合間をぬっての練習です。何を課題としていくのかの話し合いを生徒さんと入念に話し合う必要があるのが大変なところですね。
今回お話するのは、それまで永年、時間の都合から基礎をはしょって中級のレパートリーをされていたけれど、どうしても上達が止まってしまった・・・そうしたお悩みをもってお教室に通い始めた方のお話です。
何回もお話し合いをした末に1年ほど前に出した結論が・・・「時間がかかっても基礎の最初からしっかりやりましょう」という選択でした。
その後、具体的にはバイエルとソルフェージュをコツコツと積み上げていき、ようやくその練習とレッスンとの歯車がうまくまわるようになってきました。
はじめのうちは、課題もある程度難しいものをだしていたのですが、できるときとできないときにムラがあり、ご本人も指導者の私のほうも、軌道にのっていないなという感じに悩まされていたのですが、しっかりと指の使い方の基礎の基礎、譜読みの基礎の基礎から、テキストの一番初めからやり直しをしたことで、結果的に、土台がしっかりしてきました。
はじめのうちは、生徒さんも「どう練習していいかわからない」と悩まれていました。ですが、基礎のはじめからやり直したことによって、今ご自身に何が足りなくて、何をどう練習したらよいのか、そうしたことが具体的なイメージでつかめるようになってきたようで、とてもうれしく思っております。また、レッスン中の指導に対しても、こちらの指導点に対する吸収が飛躍的に早くなりました。
各指の筋力や使い方、楽譜の読み方、音程感覚、音楽性の基礎となる細かい単位での表現法などなど・・・毎回の練習とレッスンの中で扱うことはとても地味な活動でしかないのですが、それらをきちんと網羅的に積み上げていったことが、ようやく「再現性」のある上達への道を切り開いていったのだと考えております。
当教室では、しっかりと基礎から体系的指導をすることに強みがあります。決して楽な道ではありませんが、長期的な目でみてもっとも上達への近道であるはずです。みなさんもお通いになられることを心よりお待ちしております。