2025.12.01
うちにはあまり来られませんが、小さいうちは、本人にその気がなくても親御さんが教室に連れてくるのはよくある話です。
楽しくできればいいという考えならそれもありですが、たまに親の思いが強すぎでお子さんが置き去りになってしまうケースがあります。
一度だけ、そんなお父さんにウルドゥー語のレッスンをしたことがありました(ちなみに、私は話せません)。
さあ、今日中にウルドゥー語で1から10まで覚えましょう。来週暗記できたかお聞きします。まず1から5まで
1.ek(エーク)
2.do(ドー)
3.tīn(ティーン)
4.cār(チャール)
5.pā̃c(パーンチ)
覚えましたね。では次。
6.cʰe(チェー)
7.sāt(サート)
8.āt(アート)
9.nau(ノウ)
10.das(ダス)
来週までに間違えずに言えるように、毎日必ず復習してください。
お父さん、察したように言いました。
「ああ、キツいですね」
「お子さん、何年続ければやめられるのか分からない状態でこれを毎週やっています」
余計な事を言いました。こういうところ、講師としては失格なのでしょう。でも気になってしまうのです。
その子はその後も通ってきてくれたのですが、前よりは安心してわがままを言いながらレッスンを受けてくれました。
あっという間に過ぎ去ってしまう子ども時代。
本人がよかったと思えるような時間にしてあげたいと切に思います。
今日はちょっと辛口の話題でした。