2025.09.26
たぐちさんのスローなピアノ教室主催のたぐちです。
生徒さんの中学入学に伴い火曜と水曜に空きが出ましたので、ブログを再開します(停止されていたのに気付いていませんでした……)。
どうぞよろしくお願いいたします!
さて、先日とある方とお話しした内容が印象的だったので、今日はその話を書いてみます。
お会いしたのは教育関係のお仕事をされている方で、学生時代に共通一次テスト(今のセンター試験ですね)で、1問を外して他は全問正解だったという頭の良い方でした。国立大学に複数通われているので、その都度受験して同じ成績だったそうです。すごい人がいるものですね。全問正解の人がいたら違うけれども、おそらく1位ではないかということでした。、
そこでAIの話が出ました。
話は大きく分けて2つです。
1つは、AIで消える職業が増えていて、将来どんな仕事が残っているか分からない。学校で教わっている事も、いずれは自分でやらないで済むようになりますよというお話。
もう1つは、じゃあ子どもに何を教えようかというお話でした。AIにやらせると何でも上手にやってしまう。人間がやる必要ない、それでは身も蓋もないですよね。
話はそこからいろいろと広がったのですが、私が注目したのは、AIのサポート力です。PCに全部やってもらうのではなくて、苦手な事をサポートしてもらう。そういう力は本当にすごいですから。
AIの手を借りて、マイナスをゼロにしてもらう。スタートラインに立てたら、後は本人の持ち味を生かして頑張る。その先は努力次第です。
月並みな結論ですが、得意な事を見つけること。そして、これと思った事を意欲的に頑張れることが大事だと思いました。
表現活動に関しては、AIが作る物は既にある物の平均値ですから、オリジナルな要素はありません。その人にしかない物は、生身の人間でないと出せないわけです。
子どものうちは「何が役に立つだろう」などと右往左往するより、好きなことに真っすぐ向き合う心を育てるのがいいと思いました。
少なくとも、ピアノ講師としての私の務めはそれだと思っていますし、自分の子にもそういう声かけをしていこうと思っています。
たいした人間ではないので、偉そうな事は言えませんが(汗) 皆さんは、どのようなお考えをお持ちですか?
というわけで、ピアノが好きなお子さんがいらっしゃいましたら、無料体験レッスンお気軽にどうぞ。お待ちしております(^^)ノ