2016.11.28
子どものお泊まり会の付き添いで、愛川町というところに行ってきました。
半世紀ぶりに11月に雪が降った翌日。
紅葉真っ盛りの雪景色という不思議な風景の中、子どもたちと山歩きです。
枝に積もった雪が解けて、時折ザーっと降ってきます。
それが透明に光って、冷たい空気を洗う。
その度に、森が一段明るく透き通るようでした。
午後からは外で夕飯作り。
薪は四角く積んで、かまどを作るようにすると良いですよ。
その下にたき付けを入れて点火します。
因みに、たき付けには牛乳パックがおすすめです。
味噌汁を飲んだ子が、「あー、幸せの味だ」と言いました。
さっきまで雪をぶつけられて泣いていたのに。
子どもは元気ですね。
山の景色は綺麗ですが、どこか寂しい時もあります。
けれどもそこに子どもが立つと、同じ場所が途端に生き生きとした成長の舞台に変わる。止まっていた時間は一気に未来へと流れ始め、周囲がぱっと明るくなる。
そんな一瞬の輝きを見る度に、どんなに小さくても人の存在は大きいのだと
思い知らされます。
綺麗な所に連れてきてくれて、ありがとう。
いつも大変だと思っているうちに、遠くまで来ている。
泥んこの靴を背中に担いで、次はどこへ行くのかな。
教室ブログより転載
http://taguchipiano.wixsite.com/slow/blog