2026.04.24
色んなお子様と接していると、新しい宿題を出した時、ご自分の興味のある曲だと目が輝き、すぐに両手で弾こうとされてしまいます。思いがあるので一回はさせてあげたりもしますが、片手ずつで練習をすらすらにしてから両手を合わせた方が、最初から両手で弾くより上手になるよ、とお話をしています。
新2年生のある生徒さんは、発表会の曲の譜読みを進めていらして、とても難しい音の動きや音の飛び具合など、左右とも大変なのですが、必ずご一緒に譜読みを片手ずつで数回いたします。その最中も弾けるようになりたい思いが伝わるので集中力もすごいです。
賢く勘の良いお子様なので、数回弾いて「もう分かったな?頭に入った感じかな?」とお聞きしたら、「いや、もう一度ちゃんとやっておきたい!」と答えられて意外でした。
それまでの時間、弾きっぱなしで疲れて集中力ももたなくなってきらっしゃるはずなのに、あと一回弾いたら安心しておうちでの練習をご自分の力でやり遂げられると思えるところまで、彼女の中では納得されたかったと思うのです。
新しい箇所を弾けるようになるのが嬉しくて先に先に進めたくて片手の練習もたどたどしく弾かれてなかなか出来上がらない生徒様も多いですが、日本のことわざが浮かびました。
一回でもレッスンでも少なく弾きたそうなお子様もいらっしゃいますし、やはりそれだけ自分の意思をもって向き合ってくださってる生徒様がやはり伸びられていると思います。
今年度の発表会も楽しみです。