2025.09.01
小学5年生の男子の生徒様が「図書館で借りてきたんだよ!」と、レッスンに一冊の本を持ってきてくださいました。
『お母さんにゲーム機を淡収されてしまった、小学六年生の海斗。
うかない気持ちで塾に向かう途中、駅にあるピアノで美しい音をつむぐおじいさんに出会う。
「このピアノは、だれが弾いてもいいみたいだよ」
翌日も、海斗はそのおじいさんとピアノが気になり、駅に向かうことに。
学校や塾、習い事にいそがしい現代の小・中学生におくる、
小さな「変化」の物語。第31回小川未明文学賞大賞作品。』
と、裏表紙に書いてありました。
その生徒さんもストリートピアノをもう何年もご家族で弾いていらっしゃるので、お姿がなんとなく被りました。
お母様とお話をしたら、「お教室の名前とも被っていたので」
ピアーノ…本当です。
ピアノを自分のペースで歩んでいってもらいたい気持ちが通じる一冊なのかしらと興味深々になりました。