2025.06.21
発表会の曲の譜読みを頑張っていお子様、丁度読み終わったお子様、もう暗譜まで終わってしまったお子様、それぞれのペースで皆さん頑張っていらっしゃいます。
ご成長なされば、曲の要所で、こんな風に表現したい、この箇所はこんなイメージと、言葉で表現できて、ご自分でもそれを目指していかれますが、まだ幼いお子様たちは漠然と強弱をつけて正しい音を…に意識が行きがちです。
そんなお子様たちには一曲分細かく分けて、私が弾いてみたりして、この部分はどんな色のイメージがあるか、お気持ちをお聞きします。
初めは躊躇したり恥ずかしがられたりするお子様たちも「算数とかと違って答えはひとつじゃないの。◯◯くん、◯◯ちゃんが思い浮かべて、こんな色で弾きたい!と思った色が大正解だよ。」と、話すと、皆さんちゃんとイメージされて、色が次から次へと出てきます。
「じゃあ、その色で弾いてるのが先生や発表会で聴いてくれる人たちに伝わるように弾いてみて」と、お願いすると、それだけで表現しようとお顔の表情まで変わり、曲がガラッと変わります。
それぞれのイメージカラーがあり、時々、私には想像出来ないような色を思い浮かべる方もいらして、その想像力がまたお子様の良さだとこちらまでワクワクさせてもらっています。
イメージは無限大です。
お子様の心が、そして音が色んな色に彩られるのを楽しみにしています。