2021.02.14
今はネット検索で、必要な動画を探して、また際限なく視聴することも容易な時代となりました。
自称アナログ派の私は、その便利さ・進化・変化に頭も気持ちも追いつかないなぁと感じる事が多くなっています。
その中でも最近特に驚いたのは、レッスン経験のない高校生が「授業で何か楽器の演奏をして発表しなければならないので」と単発のレッスンにいらした時、器用に両手で弾けていたことです。
「音符も読めないと言いながら、どうやってここまで練習したのですか?」と聞いたら「動画で簡単なピアノ曲を探して、その光る鍵盤を見ながら覚えました」との答えに本当に驚きました。
耳コピも加えながら《目でコピー?》という事ですね。
あの光る鍵盤を見ながら左右違う音やリズムを覚えられるなら、楽譜を読む方がよほど簡単で楽ではないかと思いましたが、その点は違うようで・・摩訶不思議な出来事でした。
コロナ禍でオンライン化が急速に浸透しましたので、こんな事も当然なのかな?とも思います。
だからこそ、楽譜が読めれば選曲の幅も広がり長く楽しめる事や、レッスンでしか感じられない楽しさを伝えていく事が出来たら良いなぁと改めて思ったのでした。