2020.07.13
ピアノに限らず、楽器演奏で学ぶ事は多種多様です。
「せめて楽譜が読めるようにレッスン受けたいと思ってます」とご見学に来る保護者様が多いのですが、大人の想像以上の難しさがあることをご理解いただきたいと思っています。
まず《ピアノの楽譜》は左右違った音やリズムで書かれ、曲によって速さも違いますし、作曲家の意図する用語などの理解も必要で、そこには歴史的背景なども影響してきます。《楽譜を読む》事はドレミの音がわかれば良いだけではないのです。
そして《演奏》では左右10本の指が88鍵盤上で別々の動きをしながら、全体の音量、メロディと伴奏のバランスなども聴いています。
曲によっては足でペダルを加えたりしながら、その曲や場面にふさわしいテンポや音量に変化させ、かつ演奏が止まらないように仕上げていきます。
日常で左右の指を同時に細かく別々に動かす事も、違う文章を2段同時に読むことなどもないと考えれば、五感を駆使しながらのピアノ演奏はとても特殊なことなのです。
でも、もしも《魔法のような力》があるとすれば・・それは子どもの中の《好きの気持ち》と《やる気スイッチ》ですね。
これは本当に未知数のパワーがあって、レッスンでも発表会前の練習でも合唱伴奏でも、とにかくいつ見ても驚かされる《不思議な魔法のような力》だと感じています。
私には《ピアノが上達する魔法》こそ使えませんが、音楽に接している時の《楽しい気持ちや嬉しい気持ち》が大きく育って、そこから《魔法のような力》が生まれるようなレッスンができたらよいなぁ・・といつも思っています。