2020.06.21
《歌》は自分の身体を楽器にした1番身近な音楽です。
いつでもどこでもどんな時でも《音楽を楽しむ》とてもシンプルな手段ですね。
生徒さんに「好きな歌は?」と聞けば、たいてい流行りのポピュラー曲ですが、私は童謡や唱歌、合唱曲などが秀逸でお勧めだと思っています。
私は田舎で育ったので、登下校で田んぼ道を歩きながら大きな声で歌うのが大好きでした。
それは朝会や授業で覚えた歌や童謡で、雨が降れば「あめあめふれふれ〜」、夕焼けを見ながら「ゆーやけこやけで〜」など、子どもながら気候や季節に連動した選曲で、家に着くまでにとても晴々とした気持ちになっていたのを今もまだ覚えています。
《日本の歌》は日本語のイントネーションを崩さずテンポがゆったりで、大きな声でもかすかな声でも、歌いながら情景などイメージ・共感もしやすいと思っています。
ポピュラー曲の持つ《リズムや歌詞の面白さ・楽しさ》とは違った良さではないでしょうか。
私が好きだからと押し付けるつもりはありませんが、ステキな歌だと思うものはご紹介がてらレッスンでも取り入れるようにしています。
雨の多い今の時期は《にじ》という合唱曲をよく歌いますね。
歌詞がほのぼのしているのにメロディがとても美しく、私もアルトを歌ってハーモニーを感じてもらったり、パート交換してアルトを歌ってもらう事もあります。
伴奏も弾きたいという生徒さんには弾き歌いにもチャレンジしてもらい、楽しさもどんどん広がります。
「庭のシャベルが1日濡れて、雨があがって、くしゃみをひとつ、雲が流れて光がさして・・」と歌いながら元気が出てくる不思議な曲だとも思っています。
みんなが大人になって、雨の日また少しへこんだ気持ちになった時に、思い出して口ずさんでくれたら良いなぁと思いながら・・レッスンでも一緒に歌っています。