2024.09.13
ベートーヴェンのピアノソナタ
ベートーヴェンの作品を弾く時は音の長さ、強弱などを正確に読み取り、とにかくリズムを正確に、テンポも正確にとかなり神経を使う。他の曲でも神経は使うけれどタイプが違う。
学生の時に実技試験で弾く曲をソナタ24番「テレーゼ」か26番「告別」のどちらにするか迷って、その時は26番を選んだ。当時の私には24番の魅力が分からなかったが、今になってこの繊細で愛らしいメロディが心に響くようになった。2楽章編成なのもいい。
年齢とともに曲に対する感情が変化しているのは興味深いものです。