2025.07.21
早くも1週間経ってしまいましたが…先週の日曜に、オーチャードホールでの亀井聖矢さんのコンサート『Piano’s Monologue 亀井聖矢 ~オール・ショパン・プログラム~ 第3回 協奏曲』に行ってきました。
2023年から始まり、全3回でピアノ・ソロ、ピアノ・トリオ、コンチェルトと、様々なアプローチでショパンの魅力に迫るコンサート♫とのことで、今回はその3回目でした。
(1回目、2回目のコンサートは情報を得たのが遅く、私は残念ながら聴くことができませんでした…涙)
3回目となる今回は協奏曲の回ということで、
アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 作品22
ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 作品11
ピアノ協奏曲 第2番 ヘ短調 作品21
というプログラムでした。
「アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ」はピアノ独奏で演奏されることが多いですが、もともとは管弦楽とピアノのための協奏曲風の作品として書かれたものだそうで、今回はその本来の形でのオーケストラとの演奏を披露してくれました。
ピアノ独奏では聴いたことがありましたが、オーケストラとの演奏を聴いたのは初めて!
オーケストラが加わると曲に奥行きと彩りが増して、より「華麗なる」曲となっていました。
そして、2曲のピアノ協奏曲!!
大曲を続けての演奏、ものすごい集中力と体力だと思います。
亀井さんのピアノの音はとにかく美しくて、一音一音が芯を持って響いていて、特にppのような繊細な音がくすむことなく華やかで柔らかい音色で、本当に素晴らしかったです。
今度はぜひソロの演奏会にも行ってみたいです。