2016.04.23
バッハを弾く時に、チェンバロという楽器を意識するように言われませんか?
それは、バッハの時代にまだピアノが無くチェンバロやオルガンのような鍵盤楽器の為につくられたからなんです。
バッハの曲をその当時の楽器で聞くとまた違った感じになって、楽しいんです。
チェンバロ(ドイツ語)は、
バロック時代(1600~1750年)の全盛期には宮廷音楽に用いられました。
形はピアノに似ていますが、音の出し方に違いがあります。
ピアノは鍵盤を押すとハンマーで弦を叩いて音を出しますが、チェンバロは、鍵盤を押すとプレクトラム(ツメ)が弦を弾く(はじく)という方法で音を鳴らします。
朝6時から6時55分までNHK-FMの、「古楽の楽しみ」という番組では、
中世ルネッサンスからバロックまでの古楽を色々な角度から聞くことができます。
チェンバロの他にも、色々な古楽器の音も聞けますし、音楽の歴史や作曲者についても勉強になります。
私はお弁当を作りながら聞いています。
炒め物の音や水の音、子どもを起こす自分の声で聞こえない時もあるけれど、55分の中のどこかで聞けたらいいのかなと、思ってます。