2016.04.08
ピアノは、少し先の楽譜を見ながら(未来)、指を動かし(現在)、今出た音を聴いて(過去)、次の音を選んでいかなければなりません。
以前、その話を高校生の生徒さんにしたら、「そんな、現在過去未来を操るのは、ちょっと厳ししいです・・・。」と言われたことがありますが、本当にそうですね。
その事について、セミナーで、ご一緒した先生がとってもいい事を教えて下さいました。
この事は、学校で授業を受けるのと同じこと。先生のおっしゃることを、黒板を見ながらノートに書く。ピアノを弾きながら音が聞ける子は、ノートを書きながら先生のお話も聞けることになります。ノートが次のページに移っても、ページをめくっている間のことを聞き逃さない耳が養われるというわけです。
人間て、自然と結構難しいことをしています。
ピアノを練習すると、学校の授業も効率よく受けられるようになりますよ。