秋田県大仙市大曲　ピアノとリトミックの【かずみ音楽教室】

5月から教室に来てくれている、
年長さんのTくん。


お引越しで
別の教室から移って来られました。


「ぴあのどりーむ」の3巻に入ってすぐですが、
初めてのレッスンのときから
あまりピアノに集中してくれませんでした。


2回レッスンして様子を見ましたが、
一旦教本から離れることにしました。


ピアノへの興味が薄れているように
私には感じられたので、
Tくんの大好きな「妖怪ウォッチ」作戦で


「ゲラゲラポーのうた」を
簡単にアレンジして鍵盤練習。


さらに、色々な妖怪キャラでの
リズム練習。


レッスン4回で
最後まで弾けるようになり、
リズム打ちは張り切って
やってくれるようになりました！


そこで再び
「ぴあのどりーむ」へ。


楽譜を広げて
「この曲やってみようか？」と言うと
なんとTくん、
「じゃ、書いて！」と…。


確かに年長さんなので
字は書けないかもしれません。


でも初めから先生が楽譜に
ド・レ・ミを書いてあげるのは
どうなんでしょう…？？？


前の教室ではそれが
当たり前のことだったかもしれませんが、
私の教室ではあり得ません。


Tくんは、自分で楽譜を読むことに
慣れていないので指番号も、
右手と左手の区別も曖昧で、
弾くことに自信が持てない様子でした。


ピアノを始めた理由が
「音楽を楽しんで欲しくて」だったとしても、
お月謝を毎月いただいているのであれば
必要最低限のことは教える責任があるのでは？と
今回つくづく考えさせられました。


お母様には
全面的にお任せいただいているので、
Tくんの様子を見ながら
1つずつ「出来ること」を増やして、
自信を持てるようにしてあげたいなと思います。