2024.01.28
幼児さんがピアノやヴァイオリンを習い始めて、最初の課題となるのが、
「自宅での練習」
ご入会された方には、「毎日練習する習慣をつけていきましょうね」とお話しさせていただいています。
毎日練習するのは当然、と思ってくださっている保護者様は、日ごろの自宅練習に付き添ってくださり、当然上達も早く進みます。
しかし、そのうち親御さんも期待が大きくなり、
ついつい「もっと○○したら」とか、
お子様とのバトルが始まってしまったりもします。
このような時にお薦めなのは、
・練習時間を決めて、その間は保護者様も自分の仕事をする
・先生の指示と違うことをしていたら、「先生そんな風に言ってたかな~?」と質問してみる
・練習をしなかった日は、「今日は○○ちゃんのピアノ・ヴァイオリンが聴けなくて、残念だった」と、感想のみ言う
・少しでも上達した!と思ったら、たくさん褒める
などお伝えしていますが、言うのは簡単!
実際はそんな一筋縄ではいかないことは、重々承知しております。
練習したらおやつ、とか、合格シートが100枚たまったら好きなものを買ってあげる、などのご褒美制でも、その子がそれで喜んで練習するのであれば、良いと思います。
レッスンでは、なるべく自宅練習が楽になるように、具体的に宿題を出しています。
また、合格シールや、色々なイベントも企画し、やる気を出すきっかけをたくさん作っています。
でも何より、練習して上手になり、ピアノやヴァイオリンを弾くのが楽しくなれば、親御さんがやきもきしなくても練習するようになります。
最近は、お子様も忙しくなり、自宅練習の時間がなかなか取れない、とおっしゃる方もいるので、レッスンの時に一緒に練習する、というパターンもあります
このパターンでも、少しずつですが弾けるようになり、ある時突然目覚めて次々と色んな曲を弾いてきてくれる、なんてこともあります
受験生や中高生など、日々が忙しくて弾く時間が取れない、気力がわかない、という時でも、レッスンに来て弾くことでリフレッシュになり、スッキリした表情で帰っていただいています。
お一人お一人に寄り添ったレッスンを心がけています。
練習していた子が練習嫌いになる、よくあるきっかけは、
難しくて、何回やってもできなくなってしまった時です。
そのようなことが起きないように、なるべくスモールステップ、スパイラル式で
レッスンしていますが、嫌がってしまった時は、早めにご相談ください。
私は、「できないのには理由がある。理由がわかれば、必ずできるようになる」
というスタンスでずっときています。
我が子の可能性を無限大に信じて、できない理由をとことん突き詰めていけば、できるようになる。
できないことができるようになると、喜びは倍になり、もっとやる気が出る。
と思います。
保護者様向けの「ビーズカウンター作り」をします!
これは、反復練習を1回するごとに、ビーズを動かし、練習を少しでも楽しくしてもらおう!というもの。
お母様手作りのカウンターというのも、喜んでもらえます。
10回、20回、繰り返しの練習にお役立てくださいね。