2025.10.15
牛田さん2nd round ソナタ第二番第三楽章葬送行進曲、はかなくそしてせつなく…希望の光がひらひらと差し込んで来る場面のとろけるような音色、感動でした。又、英雄ポロネーズの高貴な事、勢いに任せる演奏ではなく、軽やかに踊り出したくなるような、まさにショパニズムに溢れていましたね。
彼の演奏は、オーバーアクションも、これぞ見よ!みたいな押しが無く、粛々とピアノが語り歌いその鼓動が聞こえてきます。ショパンが傍らで見守っている様です。
以前の牛田さんの演奏会にて、演奏後ソナタ第二番第三楽章の解説があり、左手バスの変ロの音はドイツ音名でB→Birth 変ニの音はDes→Death を表しているとお話しして下さり、なるほどと、心に深く刻まれた事を思い出しております。
ファイナルでの"幻想ポロネーズ" と"コンチェルト" を拝聴したい🙏そのお姿を日々イメージングしております。
ポーランドのPiotr Alexewiczさんの2nd roundのプレリュード全曲、これがまた悲哀の表現が絶品で素晴らしかった✨この方の3rdのマズルカも非常に楽しみです。
生徒さん方もショパンに興味津々、この曲をいつか弾いてみたいんですと!ワクワクされたお気持ちをたくさんお聞かせ下さってエネルギー上がっております。ショパンイヤー楽しんでまいりましょう!!