2024.07.13
再来週に、バラード4番の曲での体験レッスンをさせて頂く予定にしております。
以前こちらに書かせて頂いた様に、この曲は大学の時の試験曲でかなり弾き込んだ曲なので、音を再び拾っていく事は問題無く進められているものの、大学の時はおそらく、ただただ弾くだけで精一杯だったんだろうなぁと感じる面がたくさんあり、ハーモニーの変化、フレーズの進んでゆく矛先はどこなのか? ルバートのかけ方、cresc. dim. などの楽語がなぜこの場所に書かれているのか?ペダルはなぜここからなのか?その意味合い… 楽譜を読み込んでいく中でびっくりする程の発見があり、この一曲の中でのストーリーを自らが理解しショパンの想いに少しでも向き合って、この素晴らしい曲の表現方法をあらゆる角度から突き詰めて練習しなければ、思索的な演奏は出来ないと痛感しているところです。本当にすごい曲ですね。益々ショパンへの愛が深まっていきそうです‼︎
最初の3ページまでを練習するのにものすごくエネルギーがかかり苦戦しておりますが、大好きな曲なので、体験レッスン日に向けて試行錯誤しつつ、その方と感動を共有出来ますように、まずは自身が心に響く演奏に近付ける様頑張りたいと思います。