2024.05.29
先日、イ.ヒョクさんの演奏会に行ってまいりました。胸一杯、気迫みなぎる、すごい演奏会でした‼︎
ベートーヴェンのソナタからスタートし、モーツァルトの幻想曲→音色が美しくて泣けました
リストのハンガリー狂詩曲、そして、シューマンの交響的練習曲まで〜胸の鼓動高鳴る感動の連続、非常に緻密な構成力、ディナミークの幅広さに翻弄されて、終始ピアノが歌っている様でした。ヒョクさんがメロディと共に歌われているお声が時々聴こえてきました。
その後のアンコールが又すごかったです。
スカルラッティのソナタ、ショパンエチュード作品10-4、ショパンソナタ第3番 ソナタ第3番はさすがに1楽章のみかなと思いきや、全楽章演奏なさって、皆さん大興奮、最後はスタンディングオベーションとなりました。
お若いとは言え、あの溢れるエネルギーはどこから生まれてくるのかしらと?演奏会が終わってもしばらく胸がドキドキしていました。
2021年のショパンコンクールでのイ.ヒョクさんの演奏の中でも、私は、ファイナルで演奏なさったコンツェルト第2番と、3rd roundのソナタ第3番が特に好きで、まさか、この度の演奏会で、ソナタ第3番を聴かせて頂けるとは夢にも思わず、九州を訪れた甲斐があったなぁと思った事でした。
ヒョクさん24歳、これからどんな演奏家に大成なさっていかれるのかがとっても楽しみです。心の奥底にまで響く素晴らしい演奏会を本当にありがとうございました。
又、今回の演奏会の開催にお心を尽くされましたカワイの皆様方に心より感謝申し上げます。
大き過ぎる、有り難い英気を頂戴しまして、これからまた頑張っていけそうです。