2024.02.22
相愛大学附属音楽教室では、子供達に定期的にCDを配布しております。今年度のテーマはベートーヴェン、ちなみに昨年はハイドン、その前はモーツァルトでした。小さい頃からいろいろな曲に触れ、作曲家の生涯についてもほんの少しでも寄り添う事が出来るなら、それは子供達にとって宝物になるのではと思っています。
CDと共に、ベートーヴェンquizカードという物を毎週配り、その設問に関して〜ホームページに書かれている文章を読み音源を聴いて見識を深めていく〜という大変興味深い活動を行っております。
子供達と共に講師の先生方もこのquizカードを毎週提出して楽しんでいます。大人になってもはなまる💯を頂けた時はとっても嬉しかったりです。子供達もquizカードが返ってくるとしばらくカードとにらめっこ、そんな時間もとても貴重な一コマです。
このquiz効果というのは、子供達にはもちろんの事、私達講師にとっても非常に大きいもので、私はあらためてベートーヴェンの音楽の奥深さに感銘を受け、彼が年齢を重ねる毎に音楽の作り方に静々と変化が見えてくる、その湧き出る様な魅力に惹かれ、今日もベートーヴェンの音楽を流す事からスタートしております。
今週のベートーヴェンquizのテーマは、"ルートヴィッヒとピアノ" ピアノ好きの私にとってはたまらないお題、ピアノソナタ全曲が音源に入っています。
今週の授業では、このquizを基に子供達にどんなアプローチが出来るかと、彼が大切にしていたピアノ達の歴史などのお話しを共有しながら子供達と共にその時代にタイムスリップ、どんな反応があるかなと?想像が今から膨らみます。
このような素晴らしい案をいつもいつも考えて下さっている、音楽への傾倒深い神様の様な存在でおられる、教室の熱心な先生方に心より敬意を表したいと思います。